スパークリングワイン。まったく同じ生産者が、同じブドウ年に、同じブドウを使って作っても、甘さを調整することができます。知っていましたか?今回は「マロ スウィート」(白・発泡・セミスウィート)と「マロ ドライ」 (白・発泡・ドライ) は同じブドウ品種を使っているのになぜ味わいに違いがでるのですか?と質問がありましたのでお答えします!
産地も生産者もアルコール度数も、おまけにブレンドしているブドウ品種も同じ。でもスパークリングワインでは味わいに差を出せるのです。ずばり!その差は「糖度」にあります。名前からもわかるように、 「マロ セミスウィート」の方がほんのり甘さを感じ、「マロ ドライ」はキリッと辛口です 。
では、どうやって糖度を変えるのか。
有名なところでは、シャンペーンやカヴァ、プロセッコ等々、 二次発酵の仕方の工程は違えど、全てのスパークリングワインにおいて糖度の調整の仕方は同じといえます。 スパークリングワインは二次発酵をさせた後の工程で、 ブドウ果汁を加えることによって甘さを調整します。 もちろんそのブドウ果汁も原料はブドウ100%ですが、 その加える果汁の濃さや糖度によって、最終的なワインの味わいが決まります。 ここで、スパークリングワインの糖度も決まるというわけですね! 糖度が違うだけで、全然表情の違う2つのワインが出来上がります。
そういうわけで、全く同じブドウを使って同じように作っても、 最後の果汁の加え加減でスウィートにしたりドライにしたりできるのです。
さて、 余談ですが、「マロ セミスウィート」 「マロ ドライ」 ですが、 ボトルのデザインもほぼ同じです。 ラベル(エチケット)は同じです・・・ 。 唯一の違いは、ネック部分! ネック部分がむき出しなのが「マロ セミスウィート」。コチラ↓
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さて、今日はスパークリングワインに関する味わいの話し、「糖度」の差、についてでした。これで同じ生産者が同じ時期に同じブドウを使って作ったワインに味わいの差ができるのが納得ですね!