ワインは「生きたもの」であり、常に変化をしているので、保存方法は非常に重要なものとなります。
何世紀にもわたり、色んな種類の容器がワインの輸送と貯蔵に使用されてきました。古代には粘土やワインスキン(動物の皮で作った容器)、木樽などが使われていましたが、18世紀にはガラス瓶の容器が商品化され、今では世界で最も人気のあるワイン容器となりました。
ガラス瓶はワインを密閉することができ、他のどの素材よりも長い間、ワインを良好な状態に保つことが可能です。現在は、形、サイズ、色、デザインに富んだ様々なタイプのガラス瓶が商品化されています。

ここでは、ポルトガルワインで人気の高いワインボトルの形状についてご紹介します。

ポルトガルで最も人気のあるワインボトルの形状:

Bordalesa – The High Shoulder – フランスのボルドー地方で広く使用されていたボトルで、世界で最も採用されているワインボトルです。「high shoulders((高い肩)」 と 「short neck (短い首)」が、ボトルからグラスへワインを注ぐ時、澱の流れを防ぐ効果があります。

Borgonhesa – The High Shoulder – 最も古いタイプのワインボトルの1つです。ブルゴーニュで初めて作られたこのワインボトルは、「肩」から「首」へかけてのなだらかな曲線が特徴です。DOC Dão地域のポルトガルワインに広く使用されています。

Renana – ドイツが発祥のボトルで、上記のBorgonhesaよりも細長い形状です。

Resultado de imagem para Renana bottle

Alsaciana – 通常のワインボトルよりも高さがありガラス容器の厚みが薄いです。ポルトガルでは、主にヴィーニョ・ヴェルデに使用されています。

Sparkling Wine Bottle – スパークリング ワイン ボトルは、より高い圧力に耐えるため、ガラス容器は分厚く重みがあります。